1.はじめに
はじめましての方ははじめまして、そうでない方はお久しぶりです。
劾流と申します。
新緑の候、ご健勝にてお過ごしのこととお喜び申し上げます。
風薫る爽やかな季節となりました。皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、シーズン15。お疲れ様でした。
今期は全体的にインフレが見られ、白熱したシーズンになったのではないでしょうか。
(訂正:100位までのボーダーは変わっておらず、単に2200に乗せられた方が多かった、とのことです。不快にさせてしまった方がいらっしゃったのならば申し訳ありません。)
私もその波に乗ったうちの1人でして、今期は自己最高レートである2113を達成させて頂きました。
僭越ながら今回はその構築についてお話をさせて頂きたく思います。
構築自体の完成度は高くなく、あまり誇れるようなものではありませんが、もし宜しければ最後までお付き合い下さると幸いです。
2.構築紹介
今回使用した構築はこちら。
次にパーティの†色合い†と起点作り、及びマンダが誘う相手を餌にして全抜きするという役割のためにラムジャローダを採用。
では、個体紹介の方に移らせていただきます。
3.各個体の調整
竜舞/八つ当たり/空元気/羽休め
意地:h100-a172-s236
(h:16n-1・s:最速ガブ抜き・あまりa)
NN:リステリア・(♀)
構築の軸。
ボルトロスをはじめとする電磁波を絡めてきて、なおかつこちらが舞っていても電磁波を貰ってしまう
ポケモン、または技・氷の礫を使用する
ポケモンがいない場合は必ず出していました。
また、この構築においては後ろに「いやしのすず」もちの
ブラッキーがいるため、それらの
ポケモンが居てもあまり気にはならなかったです。
舞後の制圧力は恐ろしいものがあり、この構築には非常にマッチしていたとは思います。
今回は
ニンフィアとの役割、及びタイプの保管の優秀さから考えて、sに多くふることで舞わずともサイクルに積極的に参加出来るように致しました。
メガ
ボーマンダという
ポケモンは、その防御実数値の高さからhが1変わるだけで大きく動きも変わってきますので、本来であれば197あたりまで回したいのですが、コンセプト上sとaを削ることは難しかったため、このような調整となりました。
図太いHBs、s実数値90
(頂いた個体なので詳細は省きます)
構築の軸、その2。
毒々によって眠らない受け
ポケモンを倒しつつ、自身はいやしのすず+月の光で回復できるのがポイント。
また、起点阻止技の「イカサマ」も大変強力でありました。
特性はシンクロとしておりますが、対
ガルーラ性能やキッスの流しを求めるなら精神力にした方が宜しいかとは思います。
個体を下さったコウイチさん、有難うございました!
控えめ:h164-b92-c232-s20
NN:ドクラマグラ
軸その3。
ボーマンダに打たれるこだわり龍技をロックして狩りに行けるのが強み。
この変更は正解で、うまいこと交換を読めればほぼ勝ちに直結出来ましたので、現在メガネ
ニンフィアをお使いになられるのであれば地面を推奨致します。
陽気:A244/s252/h4.d4(ダウンロード対策のため4あまり)
NN:マスター
s13から使っている、自分の中における最高のステロ撒き。
対ガル性能や、そのsの高さからの岩石封じによる後続の起点作り、不意打ち・イカサマ耐性(=クレフにもある程度は出せる)けして低くはない火力、と、どこを取っても素晴らしかったです。
もう少しcがあればめざめるパワー氷を採用することで、
テラキオンが苦手とする
ランドロスや
ガブリアスを見れるようになるのですが、それには至らないため、起点作りとしての性能を高める挑発を採用致しました。
但し、レートが上がれば上がるほどAB
ガルーラが増加傾向にあるように思われ(AB
ガルーラは
テラキオンの
インファイトを最高乱数以外で耐え、返しの
ドレインパンチ、及びグロパン+不意打ちで縛られてしまいます。)その点では非常に辛かったので、次シーズンに向けて、帯なども考察してみようかと思います。
臆病/CS248.hd4(めざ炎個体のためにcs248、hの奇数とダウンロード対策としてhd4。)
NN:マルキウス
睨み+身代わりによる自己起点作成からの全抜きを狙える
ジャローダ。
ラム+身代わり、めざめるパワー(炎)を持つことで
クレッフィに対して圧倒的な強さを発揮します。
回復技が無く、基本的にアロー・ボルトに弱いので選出率は低めでした。
が、出した時はそれこそ三タテが非常に多かったので、カバ、
マンムー、ミトム、
スイクン、クレセを誘うマンダ軸にラム身代わり
ジャローダは割とマッチしているのではないでしょうか。
意地-195-183-105-×-95-146
(h4n-1・a特化・s最速80族抜き)
NN:こまいぬX
メモを無くしてしまったので数値だけ。
マンダに打たれる礫に後投げをして、高火力で相手に負担を掛けつつ全抜きを狙う
ポケモン。
焼いてさえしまえば物理
ポケモンはそのすべてが
ボーマンダの起点となるので、かなり重宝しました。
フェアリーの一貫切りや、
ボーマンダが
地震を持っていないことによって生じる「
クチート軸、
ギルガルド入の重さ」をカバーする予定だったのですが、そもそもポリクチの重さが恐ろしすぎてカバーしきれませんでした。
おそらくこのパーティの一番の
過労死枠なので、サイクルを回すやすくなるチョッキも一考かも知れませんね。
4.基本選出
vs対面厨パ
こちらの選出
だいたい初手は襷
バシャーモなので有利が取れますが、ガルから来た場合は破壊光線で切りましょう。
バシャーモから来たらゲンガー交代読みでショックを打つことを勧めますが、そこはレート帯によって判断しましょう。
そうすれば受け出しの
ボルトロスと1-1を取り、ラストガルブラキ対面に持ち込めますので、「余程運が悪くなければ」勝てます。
vs受けループ
基本的にこの構築は柔軟な選出を可能としているので、所謂「基本選出」が存在するのはここまでです。
5.最後に
(証拠画像となります)
ここまで見てくださってありがとうございます。
拙い文章でありましたが、なにか一つでも皆様の参考になれれば幸いです。
テラキオンからの
ボーマンダ展開は非常に優秀で、まだまだ上を狙えそうな使用感でありましたので、次シーズンもこの構築をベースに更に煮詰めていきたい所存であります。
それでは、またの機会にお会い致しましょう。